サイズ:日産 300ZX ツインターボ 1989年モデル
ボディサイズ | |
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全長 | 4,310mm |
全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,245mm |
ホイールベース | 2,450mm |
写真:日産 300ZX ツインターボ 1989年モデル
特長:日産 300ZX ツインターボ 1989年モデル
Z32は、1986年10月1日に日産の経営陣によって最終形が承認された新しいデザインで、デザインは園功夫と山下俊夫が担当した。ボディはよりワイドで丸みを帯び、硬いエッジが少なくなった。空気抵抗係数はZ31の0.30に対し、0.31とわずかに増加した。
先代300ZXから変更されなかったのは、排気量2,960cc(3.0L)のVG30型6気筒エンジンで、DOHC・可変バルブタイミング機構(N-VCT)を採用し、自然吸気(NA)で222bhp(225PS、166kW)/6,400rpm、198lb⋅ft(268N・m)/4,800rpmを発生した。ツインターボ(TT)仕様には、ギャレットAiResearch製パラレルツインターボチャージャーとデュアルインタークーラーが装備され、最高出力300bhp(304PS、224kW)/6,400rpm、最大トルク283lb⋅ft(384N・m)/3,600rpmを発生した。Z32は、日本自動車工業会(JAMA)が2004年まで280PS(206kW)の出力上限を設定した後、初めて市販されたモデルである。
0-60mph(97km/h)タイムはソースによって5.0-6.0秒、最高速度は155mph(249km/h)であった。
ツインターボのZ32には、調整可能な2モードサスペンションと、R31日産スカイラインで初めて導入された「スーパーHICAS」(ハイキャパシティ・アクティブ・コントロール・ステアリング)と呼ばれる4輪ステアリングシステムも採用された。