【2024年版】カーデザインが優れているモデル【80点以上】

カーデザイン

2024年現在、日本の正規代理店で新車で購入できるモデルの中で、
カーデザインがとても優れている80点以上のモデルを紹介します。
最後に総評も書きましたのでよかった最後までお読みください。
※数値・価格は個人的に調べたもので正確性を保証するものではありません。

スズキ ジムニー(シエラ)(2018年モデル)

デザインの採点

80

軽自動車の枠内で限界まで重厚感を表したデザイン。
発表からだいぶ経つが新鮮さを未だに保っている。
質感も良く価格以上の見た目である。

価格帯

1,650,000円~2,000,000円(税込)

サイズ

ボディサイズ
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,725mm
ホイールベース 2,250mm

ホンダ N-VAN(2018年モデル)

デザインの採点

80点

商用車のデザインを変えた一台。
シンプルながらもホンダのオリジナリティを感じる。

価格帯

1,360,000円~2,010,000円(税込)

サイズ

ボディサイズ
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,945mm
ホイールベース 2,520mm

スバル WRX S4(2022年モデル)

デザインの採点

80点

思い切って樹脂パーツで下部を覆った外観は、
賛否両論あったが、キャラクターを立たせる面では良好。
どの道でも思い通りに走りそうな力強さを感じる。
そういう雰囲気を持ったセダンはスバル以外他にはない。

価格帯

4,000,000円~5,020,000円(税込)

サイズ

ボディサイズ
全長 4,670mm
全幅 1,825mm
全高 1,465mm
ホイールベース 2,675mm

マツダ ロードスター(2015年モデル)

デザインの採点

80

フェイスリフトを行ったとはいえもう10年戦士。
だが、このロードスターのデザインはいまだに独創的。
着飾ることをしない外観だが、それが潔く、美しさも兼ね備える。

価格帯

2,890,000円~3,670,000円(税込)

サイズ

ボディサイズ
全長 3,915mm
全幅 1,735mm
全高 1,235mm
ホイールベース 2,310mm

フェラーリ ローマ(2020年モデル)

デザインの採点

85点

フェラーリでしか作れないエレガントなクーペ。
シンプルで滑らかな面の構成に、
主張しすぎない凝ったディテール、
そのバランスがとても良い。

価格帯

28,280,000円~42,270,000円(税込)

サイズ

ボディサイズ
全長 4,656mm
全幅 1,974mm
全高 1,301mm
ホイールベース 2,670mm

ランドローバー レンジローバー(2021年モデル)

デザインの採点

80

精巧で密度感のあるエクステリア。
クラシックで保守的な部分も残しつつ
よりモダンに仕上げることに成功している。

価格帯

18,950,000円~48,500,000円(税込)

サイズ

ボディサイズ
全長 5,065mm
全幅 2,005mm
全高 1,870mm
ホイールベース 2,995mm

ポルシェ 911カレラ(2019年モデル)

デザインの採点

80点

明らかに911のデザインだが、進化を感じられるデザイン。
それほど大型化していないにもかかわらず、
より力強い印象になっている。

価格帯

16,940,000円~23,650,000円(税込)

サイズ

ボディサイズ
全長 4,542mm
全幅 1,852mm
全高 1,300mm
ホイールベース 2,450mm

フォルクスワーゲン ゴルフ(2021年モデル)

デザインの採点

85点

フェイスリフトをしてさらに魅力が増した。
ゴルフは5以降は少し迷走していた感があったが、
この8(8.5)になってかなりバランスが良くなった。
カーデザインのお手本が戻ってきた。

価格帯

3,410,000円~7,920,000円(税込)

サイズ

ボディサイズ
全長 4,295mm
全幅 1,790mm
全高 1,475mm
ホイールベース 2,620mm

BMW 2シリーズ クーペ(2022年モデル)

デザインの採点

80点

最近のBMWデザインのトレンドから
このモデルだけなぜか少し離れているのがいい。
シルエットがセダンに近いのも伝統的で、
やや武骨に感じるデザインが個性を感じる。

価格帯

5,080,000円~7,980,000円(税込)

サイズ

ボディサイズ
全長 4,545mm
全幅 1,825mm
全高 1,405mm
ホイールベース 2,740mm

2024年の総評:伝統的なデザインは永遠に

やはり伝統的なデザインを残しつつも、うまく進化を続けることは、カーデザインとって、とても大切な要素の一つだと思う。
もちろん、全く新しい概念のデザインを世に出すことも素晴らしいことだが。
ただ、カーデザインはすでに円熟期にあり、全く新しいコンセプトを打ち出すのはかなり難しい。
さらにEVがメインのデザインの題材になる今、カーデザイン自体の在り方も変わりつつある。簡単に言えば、早く走るためのデザインから、長く快適に走るためのデザインへシフトしているのである。

スーパーカー世代(中年以上)にとっては、車は早くかっこいいがすべてだったかもしれないが、若い世代にはカッコ良さより便利さが最重視されるポイントだろう。
もうすぐ50歳の私にとって一つ大きな転機となったのがACC(アダプティブクルーズコントロール)だ。この性能が年々よくなり、自然な自動運転に近くなってきた。これはドライバーにとっては革新的なことで、車に求める機能・性能がらりと変わるターニングポイントである。もうACC無しのクルマを買う気が起こらなくなった。

もちろん運転好きな人もまだ多いと思うが、テクノロジー進化とともに、モーターショーからモビリティショーに名前が変わったように、快適な移動装置として車を見るように変化すると予想できる。
そこには早く走りそうな車のデザインは必要だろうか。

その答えの一つはカーデザインの歴史の中で培われてきた絶対的なデザイン理論・デザイン言語にあると思う。これは車メーカーに残された大事な資産であり、それらを掘り起こして再考することで、新たな魅力的デザインを生み出しすことができる。今回選んだ車たちは、今思うとそういった思想がうまく表れたデザインばかりだった。

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