ブラバス、1,000馬力のシューティングブレークSLを発表

ブラバス

BRABUS Rocket GTSと名付けられ、全体がカーボンファイバーで覆われている。

BRABUSは、その最新作である高性能メルセデス・ベンツSLシューティングブレーク(Rocket GTS)を発表した。最高出力1,000ps、最大トルク1,194lb-ftを誇る。

ロケットGTSは、最高出力796psの特注4.5L V8ビターボエンジンと最高出力204psの電気駆動モジュールを組み合わせ、0-60mph加速2.6秒、最高速度196mphを達成。

この加速を支えるのは、BRABUSが細心の注意を払って作り上げたハイブリッド・パワートレインであり、高性能9速スポーツ・トランスミッションと電気駆動用2速ギアボックスを搭載し、ハイブリッド・エンジニアリングの限界に挑んでいる。

その独特な美しさは、高度なCAD、CFD、風洞最適化によって鍛え上げられた、むき出しのカーボンファイバーで造形されている。ハイパーGTのデザインは、視覚的に印象的であると同時に機能的にも健全であり、エアロダイナミクスによって時速185マイルを超えても安定性を高めている。ワイドなエアロダイナミクスフェンダーには、BRABUSのカスタム21インチMonoblock P 「PLATINUM EDITION 」ホイールが装着され、ブレーキからの熱を逃がすカーボン製エアロブレードが組み込まれている。

インテリアでは、スレートグレーのレザーとブラックのアルカンターラに、BRABUSの「Seashell Diamond」デザインのダイヤモンドキルトステッチを施した特注インテリアを採用。キャビンには、BRABUSの「シャドーグレー」トリムとイルミネーションロゴがアクセントを添え、このクルマが特別な存在であることを強調している。

本稿執筆時点では、BRABUSは価格や入手可能性についての詳細は明らかにしていないが、Rocket GTSは限定生産の一部として受注生産されることを明記している。

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