サイズ:GWM Wey80 2025年モデル
ボディサイズ | |
---|---|
全長 | 5,045mm |
全幅 | 1,960mm |
全高 | 1,900mm |
ホイールベース | 3,085mm |
写真:GWM Wey80 2025年モデル
概要:GWM Wey80 2025年モデル
長城汽車(GWM)のウェイ高級車部門がマレーシアに初登場する。GWMマレーシアは、来たる2024年クアラルンプール国際モビリティショー(KLIMS)での展示の目玉のひとつとして、ウェイ80 MPVのティーザーをフェイスブックに投稿した。
このサブブランドのフラッグシップ7シーターがいつ正式にマレーシアに上陸するかは不明だが、国内市場では「高山(Gaoshan)」と呼ばれているこの車がすでにタイで地域デビューを果たしていることから、「もし」という疑問はないだろう。
全長5,045mm、全幅1,960mm、全高1,900mm、ホイールベース長3,085mmのこの3列シート車は、デンザD9やGAC M8が今後登場することもあり、急速に拡大するMPVの分野に参入することになる。
ウェイ80は、154ps(156PS)の1.5リッター・ターボ・ガソリン・ミルと2つの電気モーターを組み合わせたシステム出力480ps(487PS、358kW)、762NmのHi4プラグイン・ハイブリッド・システムを搭載している。37.96kWhの3元リチウムバッテリーにより、最大140km(CLTC)の走行が可能。
室内では、2列目シートと3列目シートのレールを共有する設計により、2列目シートの調整用に1845mmの超ロングスライドレールが採用され、2列目乗員の足元スペースを最大1,166mm拡大することができる。また、3列目シートにはスプリット・バタフライ・シートが採用され、4/6分割のチップアップ式シートフォールディングが可能で、フレキシブルなシートコンフィギュレーションとラゲッジのアレンジを容易にする。
ノベルティとしては、1,600ワット、20スピーカーのハーマンカードン・サラウンド・サウンドシステムや、標準サイズの缶詰を一度に14本以上収納できる、独立したコンプレッサーと0〜50℃の温度調整が可能な12.5リットルの大型冷蔵庫がある。また、3つのテーマから選べる専用の芳香システムもある。ウェイ80については、KLIMSの取材が始まったら詳しく紹介する。